素材:紙 Paper
江戸時代に描かれた画集『百鬼夜行絵巻』に登場する妖怪、「いそがし」のお面。
実は絵巻には名前と絵のみが描かれているだけで解説文などは一切なく、どのような妖怪かは不明。
漫画家・水木しげるの設定によると、この妖怪に憑依されると落ち着きがなくなるとされ、忙しく動き回ることで安心感に浸ることができるようになってしまうと言われています。
どこを見ているかわからない大きな目が不気味な雰囲気を醸し出しているお面です。
Artist:北葛飾狸狐